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パリ行ってきた(2 ルーブル・ランスの行き方とか)

パリ旅行中、日帰りでランスに行ってきた。SANAA設計のルーブル・ランスに行くため。たまには現代建築も見なければ、的な。

 

ランスまでの行き方(パリから)

パリ北駅(PARIS NORD)からTGV使って1時間強でランス駅(LENS)に行ける。直通便もあれば、時間によってはARRAS駅で普通電車に乗り換えの場合もある。注意なのが、平日の朝から行こうとすると、パリ北駅7:56発の次が10:52発になってしまい、かなり時間が空くこと(正確には8:46発があるが、その電車はルートが悪いのか2時間半かかるのであまりオススメしない)。自分はあまり時間を調べずにとりあえずパリ北駅に行き、それがちょうど9時くらいだったので2時間近く暇を持て余した神々になった。

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自分が買った切符。行きは10:52発のARRAS乗り換え。ランスで2時間半ほど滞在して帰りは直行便。なぜか帰りは2ユーロ追加するだけで1等席にできるとのことだったのでそれにした。2時間半滞在でもルーブル・ランス見るだけならそこまで困らない。

 

ランス駅から

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ランス駅。控えめに言って片田舎。

駅前に商店街があるけど駅から少し離れたら住宅ばかり、という典型的な片田舎。駅からバスが出てるらしいけど、時間とか調べるのめんどくさかったから歩いた。徒歩で駅から美術館まで25分くらい。ただ途中には本当に何も見どころはないので、「知らない待ちを歩くのが好き」という人以外は素直にバス乗ったほうが良いんじゃないかと思う。

とりあえず駅前から横に伸びてる通りを左に真っ直ぐ10分くらい歩く。するとなんかごちゃごちゃしてる交差点から「← Louvre-Lens 15min.」みたいな標識が出てくるのでそれに従って進む。

途中からルーブル・ランスに行くためだけの遊歩道があるので、それを突き進めばそのうち着く。

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こんな感じの遊歩道。見渡す限り誰もいないので、孤独になりたい人は歩いていこう。

 

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歩いてるとそのうちこんな感じの開けたところに出て、奥の方に美術館が出現する。

 

美術館

道中、完全に無人だったので美術館内もゴースト状態なのでは。。?と思ったけど、やっぱりバスで来てる人がいくらかいるようで、思ったよりは人がいた。(とはいえそんなにいない)

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ロビーとかは「あぁ~、雑誌でよく見るSANAAって感じだ~」って感じ。好きな人は好きなんかな?実は金沢の21世紀美術館行ったことがないので、そこと比較してどうこうは言えない。ただ、広々してるようで実はちょっと窮屈、という印象は受けた。特にカフェテリアのあたりとか。地下は無駄に広い。

 

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展示室は無柱の大空間。一番手前が紀元前3500年、一番奥が紀元後1850年、と設定され(右の壁に目盛りが振ってある)、それぞれの時代に対応した収蔵品が展示されている。なので、手前は古代遺跡から出土した彫刻などが展示され、奥に行くにつれて近代絵画などが現れてくる。

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この展示室は個人的にはかなり良いと思っている。一つの展示物を見ているその向こうに、さらに違う時代の展示物が見える、展示物は向きもバラバラで、横を向いているのもあれば、一番奥まで進んで振り返って初めて目に入るものもある。まるで美術品の宇宙の中にいるような感じなのだけど、自分の立ち位置と時代がリンクしている、今までに無い感覚を覚える。

 

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展示物の肩越しに違う時代の展示物が見える。

 

また、この展示方法はおそらくこの美術館の性質とも関わっている。どこで聞いたか忘れたけど、このルーブル・ランスはパリのルーブル本館の膨大な美術品の一部が移設・展示されている場所であり、その展示物は定期的に入れ替えられるらしい。そのため特定の美術品に特化した展示方法はとれず、どの美術品が移設されたとしても対応できる展示方法が必要だったはず。それを要件とした上で、ランス別館ならではの美術館体験(体験って言葉あまり使いたくないけど)を生み出した、というこの展示方法は個人的に素晴らしいと思う。これを考案したのがSANAAなのかどうかは知らんけど。

 

別の展示室で企画展示としてメソポタミア展やってたけど、せっかくの大展示室を小部屋で区切ってたのでイマイチだなと思いました。

 

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晴れたり曇ったり雨降ったり、コロコロ変わる天気だった。

 

帰りには、行くときにはちゃんと見てなかったパリ北駅の駅舎もなんかカッコよく感じた。

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