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courtyard -人間の裁判所の提案- (設計演習)

建築学科四回生時制作。2010年。簡易・家庭・地方・高等裁判所合同庁舎の提案。敷地は京都四条河原町交差点南東角。

裁判員制度が導入され、司法の場に市民が迎え入れられた現在、司法を支える空間である裁判所もそれに合わせて変化するべきではないか。

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市場河原町交差点を北から望む

裁判所の権威を都市と結びつける

それまで広い敷地を取り、重厚なファサードによって司法の権威を示していた裁判所を、都市のど真ん中に置く。必要諸室を敷地周縁部に配置することで中央にできる空間を、公演として都市に解放する。それにより、都市には象徴的な広場が生まれ、また、裁判所内部は外部との接点が多く生まれ、閉塞感を和らげる。

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コンセプトスケッチ

内部構成

簡易裁判所から高等裁判所まで、複数の施設を一つの建築物に含める。裁判所は一般の参加者と被告人や裁判官などで明確に導線を分離する必要がある。構造体である巨大な壁体の内側と外側で導線を分離した。外側を通る被告人や裁判官は、壁体に空けられた穴を通って法廷へと向かう。

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断面図

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大法廷・高等裁判所地方裁判所家庭裁判所簡易裁判所・事務スペースの構成

都市を「待ち構える」野ではなく、都市を「迎え入れる」裁判所を構想した。

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模型写真

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都市に開かれた広場